【未来 平沢事業所】収穫の秋

宝篋山から昇る朝陽、不動峠から流れる沢水、眼下に広が る田畑をモチーフにした、社会福祉法人筑峯学園のロゴ

 今年の夏は暑いこと暑いこと…。屋外での活動が健康を害する環境になってきました…。農作業を中心に活動している障害者支援センター未来では、最高気温が32~33℃程を超える予報が出た時期から午前の早い時間に最低限の野菜の手入れと収穫を済ませ、それ以降は牛乳パック和紙を作ったりと空調の効いた室内で活動して夏を乗り切りました。
 利用者さんそれぞれ好きな作業があったり、個々人で見通しを持っている人もいるので、暑さを理由にスケジュールが変更になる事が多く、少し不安を感じる人もいましたが、とにかく健康第一で過ごしました。 
 例年だとお盆明けあたりから夕方には少し涼しい風が吹く事も出てくるのですが、今年は彼岸前まで猛暑日があるという一年で、毎年の事ながら“この先が思いやられる”といったところです。

 ここ最近、さすがに9月下旬になると朝夕は過ごしやすい日が増え、何とか管理した夏野菜の収穫はラストスパート、秋の味覚たちはいよいよ収穫を迎えました。

 つくほう米の稲刈りも順調に進んでいます。今年もカメムシの被害に頭を抱えながら最低限の収量は確保できたかなといったところです。

 新米から価格改定をさせて頂きました。販売場所によって値段は多少変わるので、詳細はお問合せ願います。

 稲刈りは晩稲の品種もあり10月いっぱい行っていますが、稲刈り後は冬野菜の管理や山に入って薪の生産作業の予定です。あ、11月にはみんなでハイキングにも出かける予定。

 一日一日をみんなで精一杯頑張って過ごしていると、あっという間に今年も残り3か月になっていました…。束の間の秋をみんなで楽しみたいと思います。

施設長 松島寿樹

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