お久しぶりです。障害者支援センター未来施設長の松島寿樹です。令和7年度から“障害者支援センター未来施設長”としてコラムを書き始めたものの、若干見切り発車な部分もありますが、まったく無計画なわけではありません。その時々の“時事ネタ”にも触れながら臨機応変に書き進めていければなと思っています。
「臨機応変」便利な言葉ですよね。
現場の支援でも「臨機応変に対応しましょう!」という言葉を耳にします。実際に私も口にすることもあります。準備が不十分でリスク管理ができていない場合もあるので注意したいものです。リスク管理が不十分な挑戦は“無謀”ですからね。
さて、何について書いていこうか?…と悩むこと数週間。他の施設長などの管理者はどのようなことを書かれているのかな?そもそもHPなどで法人理念や事業所の運営方針、支援するうえで意識していることなど発信されているのかな?と、まずは「障害福祉 施設長 コラム」なんてワードでGoogle検索をかけてみました。
・・・なんと、トップに来たのが私のコラムVol.1 これは、Google検索のアルゴリズムの問題だろうとスルーいたしまして、2番手に現れましたのが社会福祉法人びわこ学園施設長のコラムでした。びわこ学園といえば「社会福祉の父」とも呼ばれる創始者である糸賀一雄先生が提唱された「この子らを世の光に」を理念に事業を進められています。びわこ学園の施設長のコラムは最近は更新がありませんが、四半期ごとくらいのペースでコロナ渦でのご苦労が伝わる内容でした。ちなみに社会福祉法人筑峯学園の現理事長岡野光宏も東北福祉大学を卒業後、びわこ学園にて重度心身障害児の療育に携わり、のちに筑峯学園で障害児の指導にあたり児童入所支援施設の園長を経て現職に至ります。びわこ学園の他にも複数の施設長が更新頻度にこそ差はあるものの、コラムといった形で発信されていました。「障害福祉 施設長 ブログ」などと検索してみても、多くの施設長がブログ形式で発信されており、日々の出来事の報告といった趣のブログが多い印象です。
…「コラム」と「ブログ」の違いはなんだ?
いよいよ、福祉サービスを提供する事業所の施設長が記すコラムとは思えないテーマとなってきました。これも検索してみました。便利な時代です。簡単にまとめると「コラム」は個人的な意見や分析が含まれている評論記事、それに対し「ブログ」は語源がweblogです。直訳すると「インターネット上の記録」個人的な評論もブログには含まれますが、複数のサイトを見て共通している差異は「根拠を示されているか?」といったところではないかと思います。ドキドキしてきました。「根拠」今風に言うと「エビデンス」。何か最近よく耳にしますね。「エビデンスはあるのか?!」「エビデンスとして残す。」…「Fact(事実)」「source(でどころ)」などカタカナ用語が多くなりましたね。「…いやいや、日本語でいいやん…。」と私も思うこともありますが、使ってしまっていることもありますね。あぁ、いよいよ迷子になってきました。
とにかく、私自身この場を「施設長コラム」と称する以上、日々の出来事の記録(log)の他に、今までの知的障害児・者支援の実践経験や障害科学分野での学びを根拠とした客観的な評論も含めて書いていこうと、自分自身の今後のコラムの方向性について解像度が上がりました。少し、先が明るくなってきたような気がします。
個人的解像度が上がっただけのコラムとなりましたが、今回はこの辺で。
アイキャッチ画像は先日行いました“つくほうの森でわらび採り”イベントの様子です。一般市民の方々にご参加いただきありがとうございました。今後も筑峯学園の近隣で里山暮らしを満喫できるイベントを計画していければと思いますので引き続きよろしくお願いいたします。世間はGWを迎え、いよいよ障害者支援センター未来 平沢事業所(就労継続支援B型事業所)では“つくほう米”の田植えが始まります。
近いうちに筑峯学園にとって大切なブランド“つくほう米”についても書こうと思います。
最後までお付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました。
障害者支援センター未来 施設長 松島寿樹
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